ぼうずの休日 Vol.13
キャオラァッッ。マニィ話し。
どうも山椒男です。
「マニィ話し。」とは何ぞや?
マニアックな話し。ということですね。造語です。…はい、忘れてください。
「キャオラァッッ。」とは何ぞや?
格闘技漫画の金字塔「グラップラー刃牙」に出てくる加藤さんっていう空手家の名言です。
名言というより変な掛け声です。「グラップラー刃牙」に出てくるセリフの中でも特に気に入ってます(笑)
以前触れましたが、私はもともと格闘技をしていました。
(以前の記事 https://shikaishodo-myokenji.org/news/others/1701/)
というのもあって、今でも抜けきらない癖があります。
①誰もいないことを確認してシャドー
②大きな姿見鏡があればフォームの確認
③拳頭(握りこぶしを作った時の人差し指と中指)を反対側の掌にペチペチ当てて打撃感の確認
約22年の格闘技人生に終止符を打ち、出家して早や6年。
今でも癖が抜けきっておらず、気がついたら「シーッシーッシーッ、シッ!シッ!ハイシッ!ハイシッ!ェァイシッ!」という名言を発します。
名言というより、加藤さんのような変な掛け声なんですが、大概の格闘家はこの言葉を発します。
「シーッシーッシーッ、シッ!シッ!ハイシッ!ハイシッ!ェァイシッ!」という言葉を聴いてすぐに理解できた方。そんなあなたは格闘技マニアか格闘家です。
遡ること2年位前の話し
起床時に上体を起こした瞬間、違和感を覚えました。
「腹の肉がズボンに乗っかっているだと?ホワイ?」
…これはマズイ
脚を骨折すると正座ができません。
お腹周りをやられるとお経が読めません。
腕をケガするとポクポク仏具を叩けません。
顔に青あざをつけて法事にいくのは…
ということで格闘技を離れていたのですが、こんなにも衰えるのが早いとは思わず正直驚きですね。
健康の為にも、とりあえず定期的に運動はしておいた方が良いと考え、10年くらい前に購入し、出家してからは倉庫に眠らせていたISAMI製のウォーターサンドバッグを引きずり出しました。
そして今現在は気が向いたときに定期的な運動をしています。
ざっくりメニュー例を書きます。
運動頻度:週3回くらい
(月) 柔軟+テコンドー式トレーニング+サンドバッグ打ち(30分以内)
(水) 柔軟+筋力トレーニング(基本のBIG3中心)+サンドバッグ打ち(30分以内)
(金) 柔軟+テコンドー式トレーニング+サンドバッグ打ち(30分以内)
みたいな感じで、柔軟メインで運動しています。
BIG3とは、胸、背中、太ももの筋肉のこと。
バルクアップしたいわけではない(筋肉をつけすぎると正座が地獄になる)ので、筋力トレーニングでは軽く筋肉を刺激して、ある程度、筋力の衰退速度を落とせたらいいなぁ、って感覚ですかね。
テコンドー式のトレーニングを取り入れている理由は、ハイ(キック)が好きだからです。
蹴り技(ブラジリアンキックとか変則的なやつ)は結構得意だと思っているので、引退したとはいえ、足が上がらなくなるのは少し切ないです。
まだまだ先の不確定な未来ですが、孫ができた時に
「おじいちゃん、いつものあれ見せて」
「いいよ。ハイシッ!」
って感じで、おじいちゃんが高めのハイ蹴れたら何か良いな。
なんて思ったりしています(笑) 多分、理解できないですよねごめんなさい(笑)
サンドバッグ打ちは30分のうち、2分10ラウンドで、インターバルは1分とっています。
理由としては、体力が持たずフォームが崩れてしまうこと、それにより効率的な有酸素運動ができなくなってしまうことと、騒音問題を気にしている為、30分以内に抑えています。勿論遅い時間にはしないように気を付けています。
そしてここからがISAMIウォーターサンドバッグの本領発揮!
ゴム?製のウォーターサンドバッグに拳サポ(拳サポーター:ポリエステル製のグローブ)を掛け合わせると
あら不思議。打撃音が驚くほど小さくなります。
通常の本革製や合皮製のグローブで叩くと軽くやっても「パン!」と響きます。
しかし空手家御用達の拳サポだと「ドムンッ!」といった感じで比較的響かないんですね。
あ、でも、インパクト(効かせるような打撃)を放つと流石に「パン!」と響きます。
特にレガース(脚のサポーター)は、ポリエステル製であっても面積が大きい分響きます。
なので、マススパー(当たっても痛くない強さ)でのスパーリングを想定し行います。
軽く当てながら有酸素運動をする感覚で行うので、そこまで鎖の軋み音も気にならず、日々楽しく運動しています。
いつか、サンドバッグ打ちの動画でも載せてみようかな。
袈裟を身に纏う「お坊さんがサンドバッグを叩いてみた」
…いや、炎上しそうだからやっぱやめときます(笑)
そうそう。ブログに関してお褒めの言葉「また更新を楽しみにしています。」といったありがたいお言葉をいただいております。
読んでいただき本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
山椒男