令和3年 春特別公開開催中

令和3年 春特別公開

 

妙顕寺では3月22日から4月11日までの期間限定で特別公開を開催しています。

新型コロナウイルス対策を万全に期した上で、春の装いで皆様をお迎えします。

 

特別公開では十六羅漢図をはじめとした宝物の展示や、境内に咲き誇る桜のライトアップ、たくさんのアーティストによる展示品の数々をお楽しみください。

さらに限定御朱印を3種類ご用意させていただきました。

今しか味わうことのできない妙顕寺を存分にお楽しみください。

 

 

宝物紹介

 

今年の宝物のメインは室町時代、兆殿司(ちょうでんす)によって描かれた十六羅漢図(じゅうろくらかんず)です。

羅漢は阿羅漢(あらかん)の略称で、一切の煩悩(ぼんのう)を断って修行の最高位に達し、人々の供養を受けるに値する仏弟子や聖者をいいます。

十六幅の掛け軸が並び、圧巻です。

 

 

記念御朱印

 

 

今年は日蓮聖人がお生まれになって800年、さらに日像上人が妙顕寺を開創して700年の記念すべき年です。そんな記念すべき年に各100枚限定の特別な御朱印をご用意させていただきました。

さらに記念品として日蓮聖人が日像上人に授けた玄旨伝法本尊の縮刷版を一緒にお配りしております。(各1,000円)

 

 

特別公開限定御朱印

 

 

上記の御朱印とは別に、令和3年春特別公開限定の御朱印もご用意しております。

今回は、開花のタイミングは同じ春ですが、それぞれに違った美しさがあるという意味の「桜梅桃李」という言葉を書き記させていただきました。

『それぞれが独自の美しい花を咲かせるように、人それぞれ違った良さがある。

その良さを発見できる、認めてあげられる心が大切だ。』という想いで筆を執りました。

こちらは春らしい賑やかな模様の中に桜梅桃李の花々を描いた朱印が特徴的なものとなっております。

 

 

アーティスト紹介

 

間瀬拓人(ませたくと)

静岡県出身。主にインタレーションを手掛ける美術家として活動中。国内各地で展覧会やアートプロジェクトを手掛け、2007年より京都を活動のベースとしている。2020年新たに点として西陣変築企画室」を主宰。

 

 

琴浦香代子(ことうらかよこ)

 

兵庫県出身、京都市在住。歴史学を学ぶ中で、日本文化が洗練、高度化していった室町時代に興味を持ち、そのエッセンスとものづくり精神+技術+感性が現代に展開されている西陣に出会う。西陣を拠点に現代アートを勉強中。

 

 

原奈央(はらなお)

2007年京都精華大学陶芸分野修了

2009年より制作活動開始

“嫌よ嫌よも数奇のうち”や“数奇ーマ-schema-”などを題材とし、全国にて個展を展開。

文化を次の時代へ運ぶをテーマに活動している。

 

 

京亀(きょうがめ)

1988年生まれの庭師達

二人の出会いは造園組合で同い年ということもあり意気投合。2018年に妙顕寺にて初の協働展示を行う。若手ならではの発想と伝統的な手法を織り交ぜた面白い展示となっております。

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