花祭りのお知らせ
花祭りのお知らせ
春の陽気が漂う中、新しい一年がやってまいりました。
今年度も妙顕寺をどうぞよろしくお願い致します。
四月といば、就職であったり、就学であったり新しい事を迎える季節のイメージがあります。
別れの三月、出会いの四月そんな表現も見られます。
そもそも新しいという漢字の成り立ちは、「斤」(おの)+音符「亲」で形成されています。
「斤(おの)」は皆様ご存じの通り木を切る斧の事
「亲」は「木」+音符「辛」の会意兼形声文字で、木を刃物で切り倒す事を表しているそうです。
木を切り倒すことを強調し、木の切り株の生々しい様から「あたらしい」を意味する様になったと言われています。
ということもあり「薪」という漢字には新しいが使われているそうです。
新しいという字の開設をしてまいりましたが、仏教では古来より伝わるものを大切にしています。
はるか昔、お釈迦様が我々に示してくださった答えをお経として大切に受け継ぎ、日々を過ごしているわけでございます。
新しいものというのは、気分が高揚します。
ですが、今一度古くからあるものに目を向け感謝するのも一つの選択肢ではないでしょうか。
妙顕寺では、4月8日に花祭りを行います。
花祭りというのは、お釈迦様の誕生を祝うもので、灌仏会とも呼ばれます。
どなたでも参加できますので、
ご拝観にあわせてお参りください。
場所 妙顕寺大本堂
日時 4月8日 13時より(45分ほど)
※法要終了後、八日講祈祷会を勤修いたします。